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コラム

2007/03/05 受験体験記 vol.1

日本漢字能力検定 2級 CBT受検記録   2006年10月27日受検        Y.Mochiji

●受検申込について
 東京のCBT会場は2箇所から選択できました。
 ・大手町    日本漢字能力検定協会 東京事務局
 ・赤坂見附  アイリス株式会社(資格講座・PC講座・語学講座等各種講座のコミュニティカレッジ)
私は大手町駅直結で、漢検事務局ということから、日本漢字能力検定協会 東京事務局を選択しました。Webで検定申込する際、日時と残席が表示されます。大手町は最大5席、赤坂見附は11席用意されており、やはり土日は定員に達している日が多いようでした。申込日から1週間後の日付~1ヶ月後までの日程から選択するようになっています。


●試験勉強について
 さすがに、「200万人の漢検」だけあって、テキストは数多く出版されています。私は「漢字検定2級[頻出度順]問題集」(本体価格:1000 円 高橋書店)を1週間前から借りていたのですが、全く勉強せず、前日の夜に初めてとりかかりました。2級のレベルが「小学校・中学校・高等学校で学習する常用漢字を理解し、文章の中で適切に使えるようにする。人名用漢字も読めるようにする。」とあったので、正直楽勝かと思っていたのですが、実際「書き取り」の問題が全然できないことに気づきかなり焦りました。合格ライン8割ということでしたが、練習問題をやったところ155点/200点と、不合格ということで、本当に一夜漬けをしました。といっても、テキスト1冊全部はできず、レポート用紙に10枚くらい書き取りをしただけです。PCの変換に慣れすぎていて、全く書けない状況に我ながら情けなくなってしまいました。しかし、このテキスト、かなり的中しました。


●試験会場について
 「当日は、試験の説明があるため30分前までに会場へきてください」と注意事項にあったので、45分前に行きました。受付は試験会場専用ではなく、東京事務局の受付と兼用で、受付の内線番号表に「CBT受験の方は、内線番号で●●もしくは○○をお呼び出しください」とありました。通常の会社の受付そのままです。出てきた担当の方に振込み完了メールと身分証明書を提示すると、パウチ加工されたA4両面の説明書を3枚渡され、「こちらをお読みになってお待ちください。試験会場には10分前に入れます」と言われ、その場に残されました。これは、漢検HPに載っている「漢検CBT操作説明」をそのままプリントしたもので、既に内容はわかっていたし、受付に置いてある椅子で30分以上も待っているのもいやなので、そのビルの地下の喫茶店に行きテキストを開いて時間をつぶしました。
 10分前に受付に戻ると、程なく先ほどの担当の方がCBTの部屋に案内してくれました。案内といっても、受付のすぐ横の部屋でしたが。


 私が選択した日時は、私が申し込んだ時点で残数4席となっていたので、最低でも私ともう1名での受検予定でしたが、結局もう1名は来なかったため、1人きりでの受検となりました。まず、部屋の入り口のハーフサイズのロッカーに自分の荷物をすべて預けます。パーテーションで区切られて5台のPCが横一列に並んでおり、画面に名前と受検の級数があらかじめ表示されています。席に着き、「画面の名前と級数を確認してクリックしてください」と言われ、簡単な試験の説明を受けました。本当に簡単で、ペンタブレットの使い方と問題の見直し方法くらいのあっさりした説明でした。試験時間60分よりも前に終了したら、部屋を出た先ほどの受付にアンケートを置いておくので、任意で回答し後は勝手に帰っていいということでした。私は「30分くらいで帰ってしまおう」と思っていましたが、実際は60分フル回転で最後は「時間切れです」というメッセージで画面が消えてしまいました。


 担当の女性は、試験開始後、私が2問くらい入力したところで退室してしまいました。試験中に質問やPCの不具合などが発生した場合は、各パーテーションの壁面に設置されている呼び出しボタンを押して担当員を呼ぶ仕組みです。今回は、部屋の中に私一人きりとなったため「えー!これわかんないー」とかぶつぶつ言いながら、かなりリラックスして受検しました。


●試験問題・回答方法について
 試験は、読み・四字熟語・誤字の修正・部首・書き取りなどがあり、前半の読みはキーボードで入力、後半の書き取りはペンタブレット入力となります。前半・後半のそれぞれの問題間では戻って見直しができますが、前半と後半をまたいでの見直し(タブレットからキーボードへの戻り)はできないようになっていました。読みは20問全問正解できるだろうと自信満々で、実際に余裕でガシガシ入力していましたが、最後、入力セルが1個ずれていたことに気づき唖然としました。ここでやり直しをして、ちょっと時間のロスをしてしまいました。なお、設問(読み)から次の設問(四字熟語)に移る場合、必ず練習問題が1問はさまれていて、その練習問題を回答する時間は試験時間に含まれません。次の問題に移る前に、入力方法などを再度確かめなさい、という意図かと思います。


 普段、ペンタブレットを使用することがないので、ちょっと使いづらかったです。筆圧の加減は反映されないので、「はらい」と「止め」は画面上では認識されないようです。もし、筆記のテストで「はらい」や「止め」の部分もきちんと採点されるのであれば、CBTのほうが有利かもしれません。ただ、ペンタブレットは、ちょっとメモ書きをしてあやふやな記憶を手繰り寄せる、という作業には非常に不向きだと感じました。試験用紙の端っこにちょこちょこと書いて「あー、こうだった」というのができないので、それができればもうちょっと点数がとれていたかもしれません。 もちろんペンタブレットに慣れている人は特に不便さを感じないのかもしれませんが。


●試験結果について
 試験終了後は、A4ペラ1枚のアンケートでしたが、CBTの感想と、どんなテキストで勉強したか、などの設問でした。


 筆記の採点は約1ヶ月程度かかるそうですが、CBTはきっかり1週間で結果が送付されてきました。試験の手ごたえとしては、完全に落ちたな、と思っていたのですが、郵便局から「不在通知のお知らせ(定形外郵便)」がポストに投函されていたので、不合格通知をわざわざ定形外で送ってこないだろうと、ちょっと期待して再配達を待っていると・・・結果は、163点でギリギリ合格でした。160点の合格ライン本当にギリギリです。賞状は2級からサイズも大きくなっているようです(その分受検料も高い)。採点結果も送付されてきましたが、問題を持ち帰ることができなかったため、どの問題でどう書いて間違えたかがわかりません。この点については改善されるといいと思います。
 なお、私が受検した2日後に、紙ベースの受検が全国各地で実施されましたが、事前に2級の問題が2ちゃんねるに流出するという事件がありました。このため、合格不合格にかかわらず、次回の同級の試験は無料で受けられるそうです(もちろん今回の受検者のみ)。今回はラッキーにもヤマが当たって合格しましたが、きちんと勉強して準1級に挑戦してみようかと思います。


                                                        以上
                                          

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